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Japanische Klassiker mit Furigana

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こくをみる

古句を観る

柴田 宵曲

Lesen Sie 古句を観る (こくをみる) von 柴田 宵曲 (しばたしょうきょく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 166.028 Zeichen · 333 Bildschirme

Aozora Bunko

「元禄の生れ犢鼻褌腮でしめ」と二通りの句を残している。※(「さんずい+(吝-口)」、第3水準1-86-53)村の句は正徳二年の『正風彦根躰』に出ているのだから、そういう人間がまだ古風扱を受けるに至らぬ、現役の時代である。川柳の方は時代の推移を知るに便宜なため、しばしば人の引くところとなっているけれども、※(「さんずい+(吝-口)」、第3水準1-86-53)村の句は従来あまり問題になっていない。眼前瑣末のスケッチに過ぎぬ著衣始の句も、こうなると慥に風俗資料に入るべき価値がある。

戸をさして枢の内や羽子の音    毛

正月――少くとも松の内位の間、夜早くから店をしめて、人通りもあまりないのは、以前も同じことであるが、点燈夫がつけて歩く軒ラムプの時代には、とてもその光で羽子をつくことは出来なかった。軒ラムプが電燈に変ってからも、はじめのうちはかなり暗いもので、街燈の光がその度を加え、店鋪が内外の電燈に強烈な光を競うようになったのは、まだそう久しいことではない。そのため夜は店を閉じても外の明りで十分羽子をつくに足り、夏の郊外などでは真夜中に蝉が鳴き蜩が鳴くようになった。