Japanische Klassiker mit Furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lesen Sie 名人長二 (めいじんちょうじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.631 Zeichen · 134 Bildschirme
のだ、困るじゃアねえか」
柳「だッてお前さん、現在我子と知れたのに打棄って置くことは出来ませんから、名告らないまでも彼を棄てた罪滅しに、彼のくらいの事はしてやらなければ今日様へ済みません」
幸「エヽまだ其様なことを云ってるか、過去った昔の事は仕方がねえ」
柳「まだお前さんは彼を先の旦那の子だと思って邪慳になさるのでございますね」
幸「馬鹿を云え、そう思うくらいなら彼様に目をかけてやりはしない」
柳「だッて先刻なんぞア酷く突倒したじゃアありませんか」
幸「それでも今彼に本当のことを知られちゃア、それから種々な面倒が起るかも知れないから、何処までも他人で居て、子のようにしようと思うからの事だ……おゝ寒い、斯様な所で云合ったッて仕方がない、速く帰って緩くり相談をしよう、さア行こう」
と、お柳の手を取って歩き出そうと致しまする路傍の枯蘆をガサ/\ッと掻分けて、幸兵衞夫婦の前へ一人の男が突立ちました。是は申さないでも長二ということ、お察しでございましょう。
十八
請地の土手伝いに柳島へ帰ろうという途中、往来も途絶えて物淋しい