Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

よせ

圓太郎馬車 正岡容寄席小説集

正岡 容

Lesen Sie 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集 (よせ) von 正岡 容 (まさおかいるる) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 147.226 Zeichen · 295 Bildschirme

Aozora Bunko

手品のお客さまというものはまた別で落語はどうも聴いてくれない、この前も東京から人気者の落語家を一、二枚加えてやってみたが、とても問題にもなんにもならなかった。それにひと口に助手と言うが、この助手がまたなかなかに難しく、仲間では助手が一人前に務められたら、もう立派な大先生になれるとさえ言っている、で、せっかくであるが、今回はこのまま引き取ってもらいたい。

たちまちアッサリ断られてしまった。

いちいち理屈が立っていて、そこをなんとか重ねて切り込むこともできなかった。

「じゃいずれ先生にもよく話しておくからなにか君の使い道ができたら、さっそく通知しよう。ウム。この所書きのところでいいんだね」

ちり紙を細長く切って自分で書いて持っていった名札へ目を落として、おしまいに支配人は言った。

「ヘエ、左様でございます。じゃなに分先生へよろしく」

頭を下げて今松は引き下がった、この人から通知のくるまで俺あの下宿にいられるかどうだかわかるもんかいとお腹のなかで思いながら。

「ではどうもお邪魔様でした」

さすがに少からずがっかりしながら、再び頭の上いっぱいに万国旗の絡み合って揺れている小屋の表のほうへ出て、なんの気なしに「座長、一天斎驚倒師」