Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

かいきよんじゅうめんそう

怪奇四十面相/宇宙怪人

江戸川 乱歩

Lesen Sie 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.581 Zeichen · 364 Bildschirme

Aozora Bunko

手と足があって、足だけで立つこともできるのです。星の世界でも、いちばん便利なかたちは、やっぱり、地球の人間とおなじなのかと、みょうな気がしました。

しかし、この怪物は、人間のおよびもつかない武器を持っています。あの大きなはねです。地球の人間は飛行機にのらなければ、空を飛ぶことができないのに、やつは、自分で飛ぶことができるのです。そのうえ、手足の指のあいだに、水かきのようなものがついているのをみると、きっと、泳ぎも、うまいのでしょう。ワニのように、水をもぐったり、およいだりできるのでしょう。

水、陸、空、どこでも、自由に動きまわれるという怪物です。いや、怪物どころか、もっとも進歩した、万能の生物なのです。

からだには、トカゲのような、うつくしいしまがあります。むらさきとみどりと黄色が、いりみだれて、まるで虹のようです。ただ、顔だけは、あまり、うつくしくありません。地球の動物で言えば、鳥によく似ています。目の下に鼻がなく、すぐ口になっているのです。とんがった、大きな口です。しかし、歯もきばもありません。むらさき色の歯ぐきのようなものが、見えているだけです。