Japanische Klassiker mit Furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.581 Zeichen · 364 Bildschirme
それに、ぼくは、むがむちゅうで、逃げたのですから、円盤のあったところへ、あんないしろ、といわれても、とてもわからないと思ったからです。
それよりも、はやく東京に帰って、警視庁にうったえ、新聞社に知らせ、怪人が日本人に変装して、どこにあらわれるかもしれないということを、日本じゅうの人々に知らせなければならないと考えたのです。」
北村さんのながい話が、やっと、おわりました。しかし、だれも口をきくものがありません。あまりに、おそろしい話なので、なんと言っていいか、わからなかったからです。
しばらくすると、名探偵の助手の小林少年が、ふと気がついたように、たずねました。
「たべものは、どうしていたのですか。怪人が、どこかから持ってきてくれたのですか。そして、怪人も、やはり、ぼくたちと同じように、食事をするのですか。」
すると、北村さんは、もっともな質問だ、というように、うなずいてみせて、
「それが、じつにふしぎなんです。怪人は、銀色の小さな入れものから、錠剤のようなものを出して、ときどき口へ入れているのです。それが食事なんです。ぼくにも、それをくれたのですが、一日に二、三度、それをたべると、すこしもはらがへりません。