Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいきよんじゅうめんそう

怪奇四十面相/宇宙怪人

江戸川 乱歩

Lesen Sie 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.581 Zeichen · 364 Bildschirme

Aozora Bunko

ふしぎな黒んぼう

」

「エッ、きみ、写真とったのか。」

「ウン、むがむちゅうで、シャッターを切ったよ。あいつらに、さとられないようにね。そこは、おれの本職だからね。宇宙怪人の写真をとったのは、おれが世界でさいしょだろうぜ。」

写真部員は、ほこらしげに言うのでした。

まもなく、ヘリコプターが新聞社にもどり、編集部の全員が、ふたりのまわりを、とりかこんで、この話をきいたのです。そのときの新聞社のさわぎも、たいへんでしたが、よく日、この記事と写真を見た東京都民のおどろきは、ことばでは、言いつくせないほどのものでした。

いつかは、宇宙怪人のむれで、東京の空が、まっ黒になるかもしれない。そして、地球のさいごが来るかもしれないというおそれが、人々をふるえあがらせてしまったのです。

ふしぎな黒んぼう

このさわぎがあった二日ほどのち、明智探偵事務所へ、虎井工学博士から、電話が、かかってきました。

虎井博士というのは、有名な民間の老科学者で、発明の天才と言われている人でした。まるでエジソンのように、あらゆる方面にわたって、人をおどろかすおそろしい発明をして、何百という特許を持っているのです。