Japanische Klassiker mit Furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.581 Zeichen · 364 Bildschirme
やつらが、地球の上でいつまでも、けんかばかりしているのは、この地球のほかに、世界はないと、思っているからだ。やつらの目をさますのには、宇宙の星の世界から、大軍勢が、おそろしい科学の武器をもって、せめよせてくることを、さとらせてやればいい。そうすれば、地球の上のけんかなどよして、宇宙のことを、考えるようになるだろう。地球ぜんたいが、星の世界に、せめほろぼされては、たまらないからね。そこで、おれたち、世界じゅうの悪ものが、星の世界からのスパイにばけて、ばかなやつらの目を、さましてやろうと、そうだんをきめたんだ。どうだ、明智先生、中村警部、きみたちには、そうぞうもできない大計画じゃないか。北村が、さっきいおうとしたのも、このことだ。北村には、ほんとうのことを、うちあけて相談した。すると、かれは、おもしろいといって、さんせいしてくれたんだ。そして、あの大しばいをうってくれたんだ。おれにはおおぜいの部下がいる。その半分は、ほんとうのことを知って、力をかしてくれたんだ。
だが、おれたちは、失敗した。じつをいうと、失敗して警察につかまることは、はじめから、かくごしていた。