Japanische Klassiker mit Furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.581 Zeichen · 364 Bildschirme
おれたちとしては、地球のやつらを、びっくりさせて、目をさましてやれば、よかったのだ。そのもくてきは、じゅうぶん、はたした。
いまに見ろ。きっと星の世界から、せめてくるときがある。せめられるまえに、こちらが、せめたらどうだ。せまい地球の上のけんかなど、よして、大宇宙に目をつけたらどうだ。え、明智先生、四十面相の考えは、まちがっているかね。」
四十面相は、こぶしをふりまわして、大演説をおわりました。これにたいして、明智探偵は、あいかわらずニコニコしながら、答えるのでした。
「きみの考えは、おもしろい。どろぼうの世界会議をひらいたとは、さすがに四十面相だ。ぼくも、そのことは、うすうす、さっしていた。もし、アメリカで宇宙怪人がつかまらなかったら、もうすこし、きみをじゆうにさせておいたかもしれない。
だが、きみたちの考えは、おもしろいが、こんな子どもだましでは、世界じゅうの人を、感心させることはできないよ。そのうえ、きみたちは、物をぬすんだり、罪のない人をおびやかしたり、さらったりしている。それはやっぱり、悪いことだ。この悪いことにたいして、ばつをうけなければならない。