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Japanische Klassiker mit Furigana

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しんのあいこくしん

新渡戸稲造論集

新渡戸 稲造

Lesen Sie 新渡戸稲造論集 (しんのあいこくしん) von 新渡戸 稲造 (にとべいなぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 94.620 Zeichen · 196 Bildschirme

Aozora Bunko

尾を振ってグウグウ唸って友を呼でいるのではないか。犬すらそうだ。また烏合という文字がある。烏もお友達を求め歩いている。けれどもこれらは委員会などいうような高尚な集りではなくて喰わんがためである。利益のために集るのである。狼はよく群をなす。けれどもこれは親睦会を開いて楽しく笑話するためではない。狼は寄宿舎などにはおらぬ。では何のために集るか。やはり喰わんがためである。山影から馬が見えたとする。それッと直ぐに喰ってかかるのは狼だ。けれども、アリストテレースが言った意味の社交的ではないのだ。此処を間違えてはならない。社会的に親善を図るのは人間のみである。論より証拠先ず人という文字を見て御覧なさい。昔は人の文字の図こういう風な形で表わされたそうだが棒が二本あるじゃないか。詩書精選という書には棒を二本引いてある。二ツの棒が互に相支えて行くのだ。これが人間である。人という文字は学術的に旨く出来ているのみならず能く人情をも尽している者と思うている。どうしても人間という者は一本立で行ける者ではない。あくまでも社会的である。アダムは如何だ、ただ一人では辛かろうというので神はイブを下した。