Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 25.679 Zeichen · 52 Bildschirme

Aozora Bunko

六月十三日

六月十五日

六月二十日

七月十四日

七月十五日

六月十三日(日曜)

中村白葉氏からハガキで通知を貰って居た新町の家、見に出かける。散歩かたがた。曇天。すっかり雨の用意をして。渋谷へ降りると小雨。足駄役に立つ。家、なかなか広く、庭もよく心持よさそうだが、もうきまったかもしれぬという。今日中に返事があるから、まだだったら貸してもよろしいという。かりたいものと思う。かえりに、秋庭氏のところに廻る。遠い遠い。すっかりくらくなってからつき、持参の牛肉をすきやきにしてたべる。美味し。秋庭氏のような生活いいなと思う。――住、食など出来るだけ手軽く、カンタンにして、安々と暮す、暮し方。例えば、家屋のようなものも。

六月十五日(火曜)

新町の家又見に来、かりるときめる。

六月二十日(日曜)晴

駒沢新町へ引越す。馬力三台。手伝、林町より別府、宍戸、その他。

七月十四日(水曜)

Yのロシア人の先生来。四時頃からのつもりだったら、二時に来、Y、ひるねをしかけて居たところ、千世、「日本人ですか、西洋人のような方でございますね」という。大きな人故驚いたらし。

七月十五日(木曜)晴朗 暑気きびし。

○仕事の為、一昨年の日記を出してよんだ。