Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 25.679 Zeichen · 52 Bildschirme
九月二日
九月三日
作品の話、その他。十時おなかがすき、二人で食糧品やに行ってマカロニを買って来た。私それをゆで、二人でトマトケチャップでたべる。アミノさん泊る。
あの食糧品や、Y大キライだが、可笑しい男だ。このマカロニどの位にふえますかときいたら「フランスのはふえますが、イタリーのは大してふえません。直観したところはちがいませんが水分をふくみますから出があります云々」
九月二日(木曜)
アミノさん一日居。『新潮』の方が十月でなく十一月になったというのでゆっくりして居よかった。
一日で、まるで秋らしくなった。美しい、澄んだ、磨いたような空気、さぞ今日など竹藪が美しいだろうと思って散歩を欲したが、アミノさん動かず。
「何だかぼんやりしてしまった」とくつろいで居る。
○伊藤綾子の母上死去の由、ハガキで「忙中乍ら御通知まで」と云って来た。母のこしらえたというカキモチなど貰ったこともあり、死んだ人に対しては別に悪感はもって居ないのだが、彼女の態度が何だかいや。こういう風な心持はどう処理するのがよいのか返事出さず。
九月三日(金曜)
この間しばらくぶりで野上さんのところに手紙を書いた。