Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 25.679 Zeichen · 52 Bildschirme
一月二十六日
二時頃寿子が来てから、Y口やかましく小言を云って不快なので、瓜生にジアリン、臭剥など買いにゆく。かえって来てから少し気分よし。護国寺に火事があり。内田氏の家の先へ見に行ったら、やけている家、火の子、立派に美しく見えた。「地獄変」を思い出す。
〔欄外に〕
『婦、公、』「大道無門」※(「弓+享」、第3水準1-84-22)。この頃の※(「弓+享」、第3水準1-84-22)の甘さよ!
ところが一月のはこれとは違ってよいよし。
如是閑の、男女関係が、征服であったのを、平等な愛にまで高めたいという主旨の論文。よんで居るうちに悲しさを感じた。自分、今の生活にも、猶強弱の(性格的)圧迫、我まま、不公平、原始的さを感じることがある。もう五十年か百年か経ったら、性的生活はどうなるだろうとYにも野上さんにも云ったが「同じでしょう」という。
一月二十六日(火曜)
父上より手紙、母上、先日ひどく弱って見えたので、何かあるのではないかと心配になり一寸あけられなかった。
見ると、二十九日に小樽にゆく。一緒に行ってもよしという。これはよい、これはよいと、Yに相談す。Yもすぐ賛成してくれる。