Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 28.069 Zeichen · 57 Bildschirme

Aozora Bunko

五月八日

五月九日

五月十日

五月十二日

五月十五日

五月十六日

五月十七日

五月十八日

五月十九日

大学祭。三時から人類学教室を見物した。

説明つきでなかなか有益であった。

五月八日(月曜)

面会。体の工合よくない。面会、火、金にすることになった。二十七日以来連日母上の面会で随分疲れたことと思う。体重へって寝汗もかく由。一月風邪以来低下。食慾不振の由。吻っと疲れの出るところこの話でつかれも出ない。

大日本印刷へ出かけ、来月随筆かくことにきめた。世界大戦なんてテーマでなしに。

五月九日(火曜)

〔発信〕第三十六信

五月十日(水曜)

〔発信〕第三十七信

五月十二日(金曜)

面会。体の工合よくない。

五月十五日(月曜)

〔発信〕第三十八信

五月十六日(火曜)

評論家協会

五月十七日(水曜)

○千駄ヶ谷へゆき、河崎先生にたのむことたのんで来る。

五月十八日(木曜)

〔受信〕電報 ヨギハ アスデナク ケンジ

ペンクラブの会

五月十九日(金曜)

一週間ぶりで面会。着るものがうすくなっている故かすっかりやせて見える。顔のやつれかた相当ひどい。この前のときよりずっと。声に力がない。母の一番しまいにあった五月六日のときの様子、声、それと比べ僅か十三日の間に、こわい心持がした。体がわるい、そのとき傷ついた獣のように独りひきこもって諸条件ととりくんでゆかねばならない事情。