Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 28.069 Zeichen · 57 Bildschirme
五月二十三日
五月二十四日
「風俗の感受性」六枚『三田新聞』。
○栄さん、おばあちゃん(戸塚の)お祝い。3.00 たのむ。
帝劇へ「忘れがたみ」四人姉妹 見にゆく。四人姉妹の初めの方面白い。この頃この「四人姉妹」の家庭と父とにしろ「我家の楽園」の家庭にしろ、アメリカの映画には一種ちがった家のむつましさの感じを求めているところを感じる。
単純に父母と子、夫と妻というばかりの、人情ばかりでの結びつきでなくて、テクニック、或は人生感を共にわかち、理解した上での一見まとまりない家庭・集合としての家庭のたのしさというものをとらえている。父のいた時分の気分なつかしく思い出された。
五月二十三日(火曜)
「明治のランプ」五枚半、『政界往来』。
五月二十四日(水曜)雨
〔受信〕電報
二時頃ヨギルイユーソーアレ ケンジという電報。
てっちゃん来、そして『朝日』のこと教えてくれた。トラーが New York で自殺したという記事に目をひかれていろいろ考えていてつい見落した。
何年も前には、市ヶ谷へまわったという記事を夕刊で見て教えられた。(山の細君に)
夜着のカバーをつけて明日届ける。カバーのこと、窓口でごそごそ云うと又あのお髭が疳を立てるからいろいろ考え、ユーソーとある意味も考え、運送で送らせることにした。