Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 28.069 Zeichen · 57 Bildschirme

Aozora Bunko

一月十二日

一月十三日

100 入っている。珍らしいことだと思う。

一月十二日(木曜)

〔発信〕第五信

毎日風がひどい。寿江子むくれ面をしておきて来る。きょう西巣鴨へゆくのかゆかないのかとジリジリしたがだまって辛棒していたら気をかえて出かけた。十七日には行ってもよいとなった由。

ひさ、バラさん、日本橋の方へ呉服ものをかいに出かける。六時頃、ヘコヘコになっているところへかえって来た。成程やすいやすいような柄でもある。

第五信をかき、その中でもう計温は御かんべんとかいたら、又計温表をよこせとのことづて。もう必要はないと思う。

夜着物を裁ってあした縫わせに出す仕度。Sのボロボロ姿には遂にこちらが降参した形なり。

やっちゃん来る。すっかり女の児になっている。母さん甲斐甲斐しくおんぶしていて、いい心持がした。栄さんの小説のせぬ由、それもわかるが。

〔欄外に〕

この頃は毎日入浴している由。それはよい、大いによい。病人は毎日入れるのかしら、我々は週二回だったが。

一月十三日(金曜)晴 午后二時十度

本年はさむい。

Sおんぼろを着てボーボーの髪をして片手をふところ手をして雑誌見ている。腹が立って来る。