Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 11.669 Zeichen · 24 Bildschirme
十四日
十五日
十四日(木)
きょうはm来ると思い、それでも午前中はと思ってころがっていたら、コンニチハと云って多賀子現れた。十時頃。むっくり起き「顕治さんは? どうした?」やっぱりきょう来られないので、余りひどいと多賀子来た由。よかった。きょうすっぽかされては苦しいから。
○開成山の連中、けさかえった由。十日いた、二日で。
○mのためにひやしておいた水瓜を二人でたべ、小新にやる。きょうお盆 帳場 500 小しん 300 女中 200
○多賀子六時十何分かで帰った。
十五日(金)八〇(8時)八九(二時)八四(五時)
午後五時頃になって、日が大分西へまわりいくらか気温が下って来ると、あたりの空気に松の樹脂のいい匂いがひろがる。
○これが開成山だと昼間から芝の匂いと一緒につよく健康にあたりの空気をみたしている。楓の生垣のつったった芽、松の自然に生えたかげ、低いつつじ。芝生にまじって咲くよったような花。
○上段の乾いた匂い。白熊の毛皮、□□籐のしきものその他。
○ここでも遠い松林、すぐ二階のそとにある古い榎(青い苔のところどころについた)など、山気と海気との中間にある快よさ。