Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 11.669 Zeichen · 24 Bildschirme
二十五日
柔かそうな草色の体と羽根をしている。
四時前にかえる。そして、うちの風呂に入る。自分すこし休みたかったが、m、夕飯後古在さんのところへゆき、九時頃かえって来た。
すこし日にさらされすぎの傾向。私の健康がもっとつよかったら実に我々の生活のたのしさ面白さ千変万化きわまりなしだと思う。そして生活すること丈に我を忘れてしまうほどかもしれない。
○夜電燈を包んだふろしきから火事を出しそこね。m、水をかけ一騒動。たか子のもって来たランターンの電池がきれて私が入れかえるとき極を同方向に入れてしまったためにこのさわぎ。
二十五日(月)
「きょうはすこしこの前よりつかれた」
「濤くぐりのせいよ」
「たしかそうだね、濤うちはこたえる」
「つよい力なんでしょう」
「やっとさ」
mすこし早くおきて、目をあいてみたら縁側にかけている。そろそろおきてゆうべのやけ風呂しきをおいた盆の上を見たら、もうどこにか消えてしまっている。笑いながら「あら早いのね、ディサッピーア」「ディスアッピーア」mも笑っている。面白い。
朝はん後、m、二時間近く眠る。曇天でひどくむす。東側の風の通るところへ椅子を出して涼み、m、ちょっとそこいらの松の樹へのぼりかけてみたり、枝の水平になったのを見つけてそこへのってゆすぶったりする。