Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 11.669 Zeichen · 24 Bildschirme

Aozora Bunko

二十六日

だけを追求して、他の周囲の堂々めぐりの策謀、知恵くらべを描いているのだろう。しかし現代の心にとってファブリスの率直さいつわりなき動機は何と単純だろう。恋にしか発揮されない。――人間が純粋に行動するモメントが恋しかなかった時代のあわれさ!

〔欄外に〕

「パルムの僧院」のテーマは何か。

ファブリスのエスイタ教徒的貴族的環境から、ファブリスなる一ヶの「性格」が完成する物語ではないのだろうか。

○ファブリスは可愛いマリエッタやサンセビリニ公夫人に対して「恋の排他的な情熱的な気持」をちっとも感じないのをいつも不思議に思っている。「自分は愛しはする。だがそれは六時に食慾を感じると同じ気もちなのだ!」p. 323

p. 246「恋と云われる心持を味ってみたい」ばかりにラフウスタのあとをつけてパルムへまでゆく。

ファブリスがパルムのアァルネエゼ塔に捕われてからクレリアに対する恋だけに注中した感情で生活しているということは何か不思議だ。恋のための好条件としているのは。

二十六日(火)

殆ど十二時間眠って七時におきた。すっかり心持よい。鏡でみると顔つきもよくなっている。きのうは疲れ顔だった。