Japanische Klassiker mit Furigana
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きゅうぶんにほんばし
旧聞日本橋
長谷川 時雨
Lesen Sie 旧聞日本橋 (きゅうぶんにほんばし) von 長谷川 時雨 (はせがわしぐれ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 158.045 Zeichen · 322 Bildschirme
といった時、母がちらと聞いて、
「子供の前でそんなばかな事をいって。」
と立腹した。藤木さんは亀の子のように首をすくめて、
「なにね、女郎のはなしをしていたのですよ。女郎人形なんていうと美しいが、ブヨブヨで汚ねえってね。」
アンポンタンは藤木さんの黄色い歯を見て、どうしても京の女郎というものが美しくないとは信じられなかった。
「ねえお滝さん、女郎がこういったんでさあ、旦那さんうつるかって。だから、梅毒かってたら、なにいうてやの、あほらし、ったんでね、なんのことかとおもったら、それ、やっぱり京女は優しいところがあるのさ。情がうつるかと聞いたんだってえのよ、返事がとんちんかんだから、厭な奴だと思われようってもんさ。だけれど、その時いってたね、東男は金ばなれがいいってさ。そういったってお前さん。貧乏旗本に金なんぞあるわけはないんだが――男振りでもてたのかもしれないねえ。――なにしと、それこそ、なにいうてやの、あほらしいだ。」
「藤木さん、藤木さんも小さい時分、前髪を結ってたの?」
あたしにはそんな駄じゃれはわからなかったから、自分の質問を出した。
「オ・イエース。