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Japanische Klassiker mit Furigana

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ほうねんぎょうでん

法然行伝

中里 介山

Lesen Sie 法然行伝 (ほうねんぎょうでん) von 中里 介山 (なかざとかいざん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 66.110 Zeichen · 131 Bildschirme

Aozora Bunko

といって、後嵯峨の塔に残っていた。生年七十八。建長五年七月二十七日よき往生を遂げた。

播磨の国朝日山の信寂房はやはり法然のお弟子であったが、明恵上人の摧邪輪を破る文をつくり著わしたが、義理明晰をもって聞えている。

醍醐乗願房宗源(号竹谷)は多年法然に仕えて法義をうけていたが、深く隠遁を好み道念をかくして、医者であるといって名のり又音律のことなどを人に語ったりなどしていた。けれどもその徳隠れなく、或る貴女がこの僧に深く帰依していたが、その貴女より、沈の念珠を贈られた。宗源もこれを愛して、この念珠で日夜念仏していたが誰れもこのことを知らなかった。処が或一人の修行者が雲居寺にお通夜をしてまどろんでいると堂の前へ、無数の山伏が集って何か騒いでいる。それを聞くと山伏の一人が、「あの醍醐の乗願房の救われるのをさまたげてやろうじゃないか」というと一人の山伏が「あれはなかなか信念が堅くて妨げられないが、ただ一つ貴女から貰った念珠を大事にしている。あれを種子にして一つ妨げてやろうではないか」という夢を見たので、乗願房の庵室へ訪ねて来て、それとなく尋ねて見ると、なる程その珠数をもっている。