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Japanische Klassiker mit Furigana

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ほうねんぎょうでん

法然行伝

中里 介山

Lesen Sie 法然行伝 (ほうねんぎょうでん) von 中里 介山 (なかざとかいざん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 66.110 Zeichen · 131 Bildschirme

Aozora Bunko

十三

六十四の時往生したが、臨終の時は奇瑞があったということが、日本往生伝に記されている。

二品卿の弟、民部卿範光という人は、後鳥羽院の寵臣であったが、つとに法然に帰依し、承元元年三月十五日五十四の時出家を遂げて静心と号した。病気危急の時に後鳥羽院が忍んで御幸があったそうであるが、その時静心は夢に法然上人を見て往生の疑なきことを申上げたということである。

大宮内府(実宗)も法然を主として出家入道し、臨終正念に往生を遂げた一人である。

野宮左大臣(公継)は法然と師弟の契り浅からず、興福寺の衆徒が法然の念仏興行をそねんで、法然及びその弟子と共にこの人をも流罪に行われたいということを奏上に及んだけれども、信仰の心少しも動かず、専修の勤めを怠りなく一生を終った人である。

十三

聖護院無品親王(静恵)が御違例の時、医療の術を尽されたが、しるしが無い。大般若の転読、祈祷皆そのしるしなく既に危くおわしました時、上人を招請されたことがある。お使が二度までは堅く辞退してまいらなかったが、第三度の使に宰相律師実昌という人が来て、たっての願いで引きたてる様にして頼むから、やがて律師の車に乗ってまいると親王が御対面あって、