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Japanische Klassiker mit Furigana

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わたしのりれきしょ

浅沼稲次郎 私の履歴書ほか

浅沼 稲次郎

Lesen Sie 浅沼稲次郎 私の履歴書ほか (わたしのりれきしょ) von 浅沼 稲次郎 (あさぬまいねじろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.264 Zeichen · 91 Bildschirme

Aozora Bunko

当時の学生運動を振返ってみて、今の学生の動き方について考えさせられることは、この間も早稲田大学の全学連事務所は家宅捜索を受けたのだが、これに対して、学生の中から、研究の自由、学問の自由を擁護する運動が起っておらない。更に学校内の集会が禁止されても不思議を感じない、もっと飛躍した反抗運動はやるが、現実に自分達の学校が官憲から脅かされている姿に対して、学生が何の不思議も感じていない、あるいは感じているのかもしれないが、直接自分達の学校を守ろうという意欲の生れて来ないことは、昔を顧みて学生運動は現実的の動きの中でやらなければならんのではなかろうかという気がする。そういう意味で、また此の学生時代に鍛錬された自分の姿を顧みて学生運動は私にとっていつまでも忘れ得ない思い出の一つである。

もう一つ忘れられない思い出がある。大正十三年の夏か秋だったと思う。秋田県の阿仁合鉱山に争議が起きて、私と、今東京都議会の副議長をしている高梨君とが応援に行った。坑夫の家に泊められておったが、夜中に石が飛んで来る。竹槍がスッと突出して来る、というわけで、物情騒然たるものがあった。