Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
せんこうてい「ハビヒツブルグ」
潜航艇「鷹の城」
小栗 虫太郎
Lesen Sie 潜航艇「鷹の城」 (せんこうてい「ハビヒツブルグ」) von 小栗 虫太郎 (おぐりむしたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 132.395 Zeichen · 263 Bildschirme
一、(直助権兵衛)※(歌記号、1-3-28)どうせ終いは身を裂かれ
しかし、余らはまもなく意識を取り戻し、女体を水葬した後に、出帆したが、わけても困らされたのは、二人の日本青年に言語が通じないということだった。
しかし、そのうち一人が、アサオリコウという言葉を、しきりに口していたのを記憶しているが、何より四人の子が、二人のいずれに属するものか不明だった。その後余は、ルスン島の土人港バグアイにおいて、以上の六人――すなわち青年二人男児三人女児一人を、本国に送還したのであったが、その間目撃した異常な秘密については、今でさえも狂わんばかりに夢中である。
それがあるいは、超自然的な要素であるか、それとも夢と本質を同じうしているのか、あるいは単に、余ら乗組員の全部が、神経の病的な亢奮に陥っていたのであろうか。
しかし、その驚くべき神秘については、余に語るべき舌はない。
別送の一幅に含ませて、その謎を嵯峨家に奉呈するものである。
一、(直助権兵衛)※(歌記号、1-3-28)どうせ終いは身を裂かれ
以上のとおり読み終ると、法水麟太郎は眼前の里虹を見た。彼は今日、めずらしく渋い服装をしている。
七つ糸の唐桟の対に、献上博多の帯をしめた彼を見ては、黒死館における面影など、何処にも見出されないのである。