Japanische Klassiker mit Furigana
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ふくざわゆきち
福沢諭吉
高山 毅
Lesen Sie 福沢諭吉 (ふくざわゆきち) von 高山 毅 (たかやまつよし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.555 Zeichen · 109 Bildschirme
そのため、せいせきはぐんぐんあがって、とうとう、塾にある本をぜんぶよんでしまい、力もついてきました。こうして、三年たつうちに、諭吉は、先生からみとめられて、塾長になりました。
けれども、諭吉は勉強の虫になったわけではありません。おおいに勉強するとともに、かなりないたずらもやってのけ、おおいにあそんだのです。
新入生は、緒方先生に入門料をおさめますが、そのとき塾長の諭吉にも、いくらかのお礼をもってきます。月に新入生が四、五人もあれば、ちょっとした金額になります。これでなかまをさそって牛肉屋へいって、牛なべをつつきながら、酒をのみました。そのころ牛なべをつつくのは、品のわるいものがやることで、いれずみをした町のごろつきと、適塾の書生とにかぎられていました。諭吉は、子どものときからの酒ずきだったものですから、ずいぶんお酒をのみました。
こづかいがなくなると、ズーフの字引をうつします。あちこちの藩から、字引をうつしてくれという注文がありますので、そのうつし代をかせぐわけです。それでも、こづかいにこまって、しかも、酒がのみたいというときには、こんなこともやりました。