Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

訳もなし、一疋捕まえて六百文ずつになれば立派な立前はあるのに、此様なに、大く戴きますのは止しましょうよ」

源「いや/\其様なことを云わないで取ってお置き、事に寄ると為めになる事もあるから、決して他人に云っちゃア成りませんよ、私が頼んだという事を」

婆「それは忰も嫁も心配打っていますが、他の者じゃアなし、毒な虫をお前様に六百ずつで売って、何ういう事で間違えでも出来やアしねえかと心配してえます」

源「其様な事は有りゃアしないよ、此の虫を沢山捕えて医者様が壜の中へ入れて製法すると、烈しい病も癒るというは、薬の毒と病の毒と衝突うから癒るというので、ま其様なに心配しないでも宜い」

婆「お金は戴きませんよ、なア忰」

嘉「えゝ、これは戴けません、此間から一疋で六百ずつの立前になるんでせえ途方も無え事だと思ってるくれえで、これが玉虫とか皀角虫とかを捕るのなれば大変だが、豆の葉に集ってゝ誰にでも捕れるものを大金を出して下さるだもの、其様なに戴いちゃア済みません」

源「これ/\其様な大きな声を出しちゃアいけない」

嘉「これは何うしても戴けません」

源「そこに種々理由がある