Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ちょうにんげんエックスごう

超人間X号

海野 十三

Lesen Sie 超人間X号 (ちょうにんげんエックスごう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.025 Zeichen · 178 Bildschirme

Aozora Bunko

博士よみがえる

するとその中から、ねむがっているしゃがれ声が聞こえたのであった。

それは、あたかも、機械人間が魂をもって生きていて、そのようにつぶやいているように見えた。

怪しい機械人間だ。

がんらい、機械人間というものは、人間からの命令を受けて、ごくかんたんな機械的な仕事をするだけの人間の形をした機械だった。この場合のように、人間と同じに、感想をのべたり、生活上のことを希望したりするのは、ふつうでは、ありえないことだった。

「どこか、いい場所がありそうなものだ。どれ、探してみようか」

怪しい機械人間は、そういいながら、がっちゃん、がっちゃんと金属の太い足をひきずって、室の一隅にあった階段を、上へと登っていった。

博士よみがえる

それから一時間ばかりたった後のことであった。

登山姿に身をかためた五人の少年が、三角岳の頂上へのぼりついた。

「やあ、すごい、すごい」

「すごいねえ、戸山君。やっぱり、塔はくずれているよ。ほら建物もあんなに大穴があいているよ」

「ほんとだ。あのとき、塔も建物も、火の柱に包まれてしまったからね、もっとひどくやられたんだろうと思ったが、ここまで来てみると、それほどでもないね」