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Japanische Klassiker mit Furigana

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ちょうにんげんエックスごう

超人間X号

海野 十三

Lesen Sie 超人間X号 (ちょうにんげんエックスごう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 89.025 Zeichen · 178 Bildschirme

Aozora Bunko

ふしぎな機械人間

なんと恐ろしいものがたりだったろう。少年たちのからだは、木の葉のように震えていた。どうしても、これはこのままにしておくことはできない。どんな方法をとっても、このX号の野心は粉砕しなければならないが、さてその方法は――

五人は、またしてもはっ、とかたずをのんだ。うしろの扉が音もなくひらいて、一人の機械人間がはいって来たのだった。

ふしぎな機械人間

五人の少年は、その機械人間の姿を見たとき、思わずぞっとしたのだった。精巧な機械の力で動く、この機械人間の恐ろしい怪力は、少年たちも毎日のように、自分らの目で見ていたのである。そして機械人間はすべて、にせの谷博士の命令には、ぜったい服従して動くのだった。自分たちが、こうして地下室へ忍びこんで、サルになった本物の谷博士と話をしているところなどを見られたら、とうてい命はあるはずがない!

しかし、この機械人間は、五人めがけてとびかかるような気配はなかった。

「戸山君、君たちはここでいったい何をしているんだね」

その声には、機械人間に特有の、きいきいとした金属的な音ではなく、ふつうの人間の声のような、やわらかさがあった。