Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
めいしんかい
迷信解
井上 円了
Lesen Sie 迷信解 (めいしんかい) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 48.601 Zeichen · 96 Bildschirme
されど、あまりはなはだしき不合理なることは改むるがよろしい。また普通の場合にも、死と同音なるかどにて四の数を忌むがごときは、別に利害のなきことなれば、従来の風習に任せて不都合はない。しかれども、あまりかかる縁起に懸念することはよろしくない。御幣かつぎのはなはだしきものは、家を出でて途中、葬式に会すれば不吉なりとて自宅へ戻り、再び出直し、あるいは烏の鳴き声が悪いとて早く家に帰り、不吉の日に外に出でたるときは、帰りて早速その着物までを改めて厄払いをするなどに至りては、そのばかばかしきに驚かざるを得ない。
そのほか御幣連の申す縁起は、いちいち例を示すことはできぬ。あるいは犬の長鳴き、鶏の宵鳴き、烏のしばなくを気に掛け、あしき夢や釜鳴りを心配し、また、衣に飛鳥の糞をかけられたるを吉祥として喜ぶがごとき、いずれも笑うべきの至りである。昔、信玄が信濃に出発のとき、鳩一つ庭前の樹上に来たりたれば、衆人これを見て勝利の前兆なりとて喜びたれば、信玄たちまち鉄砲をもってその鳩をうち落とし、人の惑いを解きたりという話がある。また民間に、クサメにつきて吉凶を卜することを伝えておる。