Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ぎんがてつどうのよる

銀河鉄道の夜

宮沢 賢治

Lesen Sie 銀河鉄道の夜 (ぎんがてつどうのよる) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 76.529 Zeichen · 155 Bildschirme

Aozora Bunko

と申しました。ホモイはすっかり悦んで、

「いいとも。お前たちはみんな僕の大佐にする。僕が呼んだら、きっとかけて来ておくれ」といいました。仔馬も悦んではねあがりました。

むぐらが土の中で泣きながら申しました。

「ホモイさま、どうか私にもできるようなことをおいいつけください。きっと立派にいたしますから」

ホモイはまだおこっていましたので、

「お前なんかいらないよ。今に狐が来たらお前たちの仲間をみんなひどい目にあわしてやるよ。見ておいで」と足ぶみをして言いました。

土の中ではひっそりとして声もなくなりました。

それからりすは、夕方までに鈴蘭の実をたくさん集めて、大騒ぎをしてホモイのうちへ運びました。

おっかさんが、その騒ぎにびっくりして出て見て言いました。

「おや、どうしたの、りすさん」

ホモイが横から口を出して、

「おっかさん。僕の腕まえをごらん。まだまだ僕はどんな事でもできるんですよ」と言いました。兎のお母さんは返事もなく黙って考えておりました。

するとちょうど兎のお父さんが戻って来て、その景色をじっと見てから申しました。

「ホモイ、お前は少し熱がありはしないか。