Japanische Klassiker mit Furigana
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じんちゅうにっし(いこう)
陣中日誌(遺稿)
山中 貞雄
Lesen Sie 陣中日誌(遺稿) (じんちゅうにっし(いこう)) von 山中 貞雄 (やまなかさだお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.092 Zeichen · 17 Bildschirme
心配無用。
本隊は最近移動する。南京から○○方面へ廻るから先ず年中は帰れんだろうと云う噂。
建坊、キバッテ、エヽ写真、ツクッテヤ。
戦争も一年になると、どうやら本当の戦争らしくなって来たようだ。戦争の感想なぞは、たいそれた……矢ッ張り戦争が済んで一年ぐらい経過してからで無いと言えるもンで無いと云う事を泌々思う。
北支宣撫班のはなしを考えていたけれど、脚本の書ける自信が無くなって終った。
爆撃でヒビのイツた病室の天井を睨み乍ら寝苦しい夜つれ/″\に考えた事、酒の席で武山オジサンにでも談して見て呉れ。
三好氏の「襲われた町」? おもろいのなら儂に残して置いてほしい。
「斬られの仙太」を大河内が演りたがッとッたが、三好氏さえよければやッてみたい。(大詰はこちらに案あり)
時節柄大河内で西郷さんか、乃木さんの一代記八千ぐらいにまとめてやればどうやろか。
また、演舞場で虎ちゃんが「太十」をやッたと云う新聞記事を見て、ふと前進座で光秀をやりたいとも思う。いッそエノケンの孫悟空と逃げて満州辺へロケに来てやろうかとも考えたり、とりとめが無い。
次に食いたい物いろ/\と書く。