Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ふしぎなひと

ふしぎな人

江戸川 乱歩

Lesen Sie ふしぎな人 (ふしぎなひと) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N4. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N4 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 44.138 Zeichen · 89 Bildschirme

Aozora Bunko

1 マントにんぎょうのまき

1 マントにんぎょうのまき

きむらたけしくんは、しょうがっこうの二ねん生で、とうきょうのひろいおうちにすんでいました。

おとうさんは、あるかいしゃのしゃちょうさんです。

きむらたけしくんのおうちのちかくに、ふしぎなせいようかんがあって、そこにふしぎな人がすんでいました。

二かいだてのふるいせいようかんで、そのまわりは、木のいっぱいはえたにわでかこまれていました。

このふしぎないえのふしぎな人は、林さんという、四十ぐらいのおじさんでした。

おくさんも子どももなく、たったひとりで、そのひろいせいようかんにすんでいるのです。

きんじょの人たちは、このせいようかんをばけものやしきといっていました。また、そこにひとりですんでいる林さんを、まほうつかいとよんでいました。

ところが、きむらたけしくんのおとうさんは、このふしぎな人とだいのなかよしだったので、林さんは、たけしくんのおうちへよくあそびにきました。

おとうさんはたけしくんと、いもうとのしょうがっこう一ねん生のきみ子ちゃんに、よくこんなふうにいってきかせるのでした。

「林さんはかわりものだが、けっしてわるい人じゃない。