Japanische Klassiker mit Furigana
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やんちゃオートバイ
やんちゃオートバイ
木内 高音
Lesen Sie やんちゃオートバイ von 木内 高音 (きうちたかね) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 6.066 Zeichen · 12 Bildschirme
」ピリイは急ッこんで聞きました。
「え? ――ええ、そうです。おばちゃん。」
オートバイは可愛い声で言いました。そう言わないと、何だか、おばさんが、がっかりしそうだということが、はっきり分ったからです。――「孤児」というのは何のことだかオートバイには、ちっとも分らなかったのですけれど。
「今のを聞いて? ポピイ。」ピリイは、こおどりして言いました。「この子は孤児なんですって。」
「どうだい、お前は、私たちの養子になってくれないかね。」とポピイが言いました。
「ええ、おじちゃん。何にでもなりますよ。」
小さなオートバイは、やっぱり「養子」とは何のことか分らなかったのですが、おじさんが、いいおじさんらしいので、安心してこう言ったのです。
「何て、すなおな子でしょう。」ピリイは小声でポピイに言いました。「この子の親たちは、きっと、りっぱな車に相違ありませんよ。」
「それから、何ていうの、お前さんの名前は?」
「僕、モーティです。」オートバイが言いました。
「それだけなの?」ピリイが聞き返しました。
「だって、それだけしか知らないんですもの。」
少し慣れて来たオートバイは、今度はちょっと、むっつりしてこう言いましたが、嬉しくって嬉しくってたまらない二人は、気にも止めませんでした。