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Japanische Klassiker mit Furigana

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かかこうしゅ

中国の怪談(二)

田中 貢太郎

Lesen Sie 中国の怪談(二) (かかこうしゅ) von 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 107.926 Zeichen · 225 Bildschirme

Aozora Bunko

そして、逢ってみると確かに三娘であるから声が出なくなるまで泣いた。三娘はそれをなぐさめた。三娘の母親は祝の家の貧しいのを見て三娘をなおさら可哀そうに思った。

「私は生きていないから、貧しくたって何ともないのです、それに祝さんのお母さんも可愛がってくだされるのですから、心配しないでください」

三娘の母親は聞いた。

「お前と同時にお茶を飲ましてた媼さんは何人だね」

「あれは倪という家のお媼さんですよ、自分で心にはじるから、私にやらしたのですわ、今は、もう郡城の漿を売る家の児に生れてるのです」

と、言った。三娘は祝の方を振返って、

「あなたは婿じゃありませんか、なぜあいさつをしてくださらないのです」

祝はそこで三娘の両親にあいさつをした。三娘はそれから厨へ入って往って母にかわって炊事をし、里の両親に御馳走をした。三娘の母親は女が今までしたことのなかった炊事をしているのがいかにも可哀そうであるから、家へ帰るなり二人の婢をよこして三娘の手がわりをさし、そのうえ金百斤、布帛十匹を贈り、また肉や酒の類はなくならないうちにうちにと送ってきた。寇家ではまた時どき三娘に帰※をさしたが、二三日いると三娘は家が無人だから還らしてくれと言った。