Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう

中国怪奇小説集

岡本 綺堂

Lesen Sie 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) von 岡本 綺堂 (おかもときどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 179.458 Zeichen · 363 Bildschirme

Aozora Bunko

その橋のまんなかに逞ましい牛が眼を怒らせて伏していて、近づけば角を振り立てる。王はよんどころなく引っ返して、路をかえて行こうとする時、あたかも邏卒が来合わせて捕えられた。

一方の金大牙は清河橋の北へ落ちてゆくと、牧童が二頭の牛を追って来て、金に突き当って泥のなかへ転がしたので、彼は怒ってその牧童と喧嘩をはじめた。ここは都に近い所で、金を見識っている者が土地の役人に訴えた為に、彼もまた縛られた。

王も金も回部の民で、みな屠牛を業としている者である。それが牛のために失敗したのも因縁であろう。

鳥を投げる男

雍正の末年である。東光城内で或る夜、家々の犬が一斉に吠えはじめた。その声は潮の湧くが如くである。

人びとはみな驚いて出て見ると、月光のもとに怪しい男がある。彼は髪を乱して腰に垂れ、麻の帯をしめて蓑を着て、手に大きい袋を持っていた。袋のなかにはたくさんの鵝鳥や鴨の鳴き声がきこえた。彼は人家の家根の上に暫く突っ立っていて、やがて又、別の家の屋根へ移って行った。

明くる朝になって見ると、彼が立っていた所には、二、三羽の鵝鳥や鴨が檐下に投げ落されていた。