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Japanische Klassiker mit Furigana

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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう

中国怪奇小説集

岡本 綺堂

Lesen Sie 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) von 岡本 綺堂 (おかもときどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 179.458 Zeichen · 363 Bildschirme

Aozora Bunko

「どうで死ぬのは同じことだ」

樵夫は覚悟して、その鱗の上に攀じ登ると、物は空中をゆくこと一、二里で、彼を振り落した。しかも池に落ちたために彼は死ななかった。後に官に訴えて出たので、彼を捨てて行った者は杖殺の刑におこなわれた。(湛園静語)

答刺罕

至順年間に、わたしは友人と葬式を送った。その葬式の銘旗に「答刺罕夫人某氏」としるされてあるのが眼についた。答刺罕は蒙古語で、訳して自在王というのである。わたしはその家の人に訊いてみた。

「答刺罕と書いてあるのは、朝廷から封ぜられたのですか。それとも本人の字ですか」

「夫人の先祖が上から賜わったのです」と、家人が答えた。「世祖皇帝が江南をお手に入れる時、大軍を率いて黄河までお出でになりましたが、渡るべき舟がありません。よんどころなく其処に軍をとどめる事になりました。その夜の夢に一人の老人があらわれて、渡るべき舟がなければ私に付いて来いと言って、世祖を岸の辺まで案内して、ここから渡ることが出来ると指さして教えました。世祖はそこに何かの目標をつけて帰ったかと思うと夢が醒めました。そこで翌日、ゆうべの夢の場所へ行って、そこか此処かと尋ねていると、一人の男が来て、ここから渡られますという。