Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
いかなるほしのもとに
如何なる星の下に
高見 順
Lesen Sie 如何なる星の下に (いかなるほしのもとに) von 高見 順 (たかみじゅん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 119.508 Zeichen · 236 Bildschirme
とは言え、小柳雅子へ寄せる私の憧憬は、これは単に惚れたはれたの慕情というだけでなく、何か縋るものを見出したいそんな心の彷徨のひとつの現われでもあったに違いないから、そこのところで何か共通するものもあったのである。
気がつくと、オーケストラが鳴り響き、幕がするするとあがった。
上手と下手の両方からダンシング・チームがさっと舞台へ駆け出て来た。踊り子たちは皆んな同じ衣装に同じ踊り、そして同じような化粧であり同じような身体つきだから、かたまって出てくると、ちょっと誰が誰だかわからないくらい紛らわしいのだが、私の眼には、雅子だけが際立って、そこだけ光り輝いているような感じで、別に探さないでもすぐパッとわかるのだ。脚をすっかり裸にしている。サーちゃんが、女ながら惚れぼれとすると言ったその白い皮膚が、私にはまぶしかった。
まぶしいと言えば、これはなんとしたことか。雅子と会う前はまぶしいことはまぶしくても雅子の上にじッと眼を注ぐことができたのに、会ってからは何か気恥かしくて、――(繰り返して言うと)ちゃんと洋服を着た雅子を一度眼にしてからは、手や脚を露わにした雅子がどうにもこうにもまぶしくて、(――さらに繰り返して言うと)私の顔を雅子に知られてからは、私が雅子の裸の脚に何か光った眼を注いでいるのを雅子の方からも見られ