Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
いかなるほしのもとに
如何なる星の下に
高見 順
Lesen Sie 如何なる星の下に (いかなるほしのもとに) von 高見 順 (たかみじゅん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 119.508 Zeichen · 236 Bildschirme
第五回 美肌
と朝野が遮った。「なんじゃね。それは」
そして嘲るような笑いを浮べて、
「じゃ、明日、一緒に楽屋へ行こう。倉橋君を小柳雅子に会わせよう。そして一緒に外へ出て、お茶でも飲もうじゃないですか」
「…………」
私は浅草のレヴィウの方に知り合いがないわけではなかったから、頼めば、そういう機会を持てたのだが、――頼み込むということが何かできないで、したがってそうした機会に今まで恵まれなかった。そして、恵まれる時が来た。――だが、私には何かためらわれた。
しかし朝野は独りできめて、
「明日アパートにいますな。夕方呼びに行きますわ」
朝野にキッパリときめられると、初めて、私は憧れの小柳雅子に会える喜びに、はっきりと直面することができた。喜びのためか、酒のためか、心臓がドキドキと鳴っていた。
「浅草のことなら、万事僕に……」
そう昂然と言って、(――私は昂然たる朝野を、ここで初めて見た。)朝野はポンと、はだけた痩せた胸を叩き、みずからよろめいた。
第五回 美肌
このおかしな小説も、これではや第五回目である。書きはじめてからすでに七カ月経っているのだが(五カ月でなく、七カ月という勘定の合わなさは、二カ月休載したからであるが、でなぜ休んだかというと、――エイ、そんなことはどうでもいい。