Japanische Klassiker mit Furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.581 Zeichen · 364 Bildschirme
四十面相が、床のあなに、とびこんでから、十分ほどたったころ、陸上の人々も、水上汽艇の警官たちも、まるで爆弾でもおちたような、はげしいショックを感じて、おもわず身をふせました。
博士邸のうらの隅田川から、火山のふんかのような大きな火の柱が、空たかくふきあがったのです。
いっしゅんかん、そのへん、いったいが、まひるのように、あかるくなり、百のかみなりが、いちどにおちたような、おそろしい音がひびきわたりました。
これが、怪人四十面相のさいごでした。かれは、水底のコンクリートのへやに逃げこみ、潜航艇で、東京湾へのがれようとしたのですが、潜航艇のキカイが、こわされていることを知り、今はこれまでと、水底のへやによういしてあった、爆薬に火をつけたのです。
ああ、四十面相はついに、この爆発によって、いのちをうしなってしまったのでしょうか。それとも、もしや、それとも……?