Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

五「誠にあれはお母様に対しても置かれた義理ではございません、憎い奴でございますが、強て縋り付いて参り、私故にお隣屋敷の源次郎さんが勘当をされたと申しますから、義理でよんどころなく置きましたものゝ、嘸あなたはお厭でございましょう」

母「私はお國に逢って緩くり話がしたいから、用もあるだろうが、いつもより少々店を早くひけにして、寝かしておくれ、私は四畳半へ行って國や源さんに話があるのだが、是でお酒やお肴を」

五「およし遊ばせ」

母「いや、そうでない、何も買って来ないから是非上げておくれよ」

五「はい/\」

と気の毒そうに承知して、五郎三郎は母の云付けなれば酒肴を誂え、四畳半の小間へ入れ、店の奉公人も早く寝かしてしまい、母は四畳半の小座敷に来たりて内にはいれば、

國「おや、お母様、大層早くお帰り遊ばしました、私は未だめったにお帰りにはなりますまいと思い、屹度一ト月位は大丈夫お帰りにはならないとお噂ばかりして居りました、大層お早く、本当に恟り致しました」

源「只今はお土産として御酒肴を沢山に有り難うぞんじます」

母「いえ/\、なんぞ買って来ようと思いましたが、誠に急ぎました