Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ゆかいなきょうしつ

愉快な教室

佐藤 春夫

Lesen Sie 愉快な教室 (ゆかいなきょうしつ) von 佐藤 春夫 (さとうはるお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 10.276 Zeichen · 21 Bildschirme

Aozora Bunko

(3)

おじちゃんにならお姉ちゃんもよくお話するでしょう。わたし作文に書きたいと思ってお姉ちゃんに聞くけど、よく教えてくれないのだもの」

「ではお姉ちゃんに、おじちゃんがいつでもよいからちょっと来てほしいと呼んでいたと言っておいておくれ」

(3)

こういうわけで、わたくしはU子の姉M子を呼んで、U子のうらやましがる「愉快な教室」の話を聞くことになった。

M子の学校というのは東京の山の手にある有名な私立大学に附属している女子高等学校であるが、M子の父がそこで大学部の教授をしているためにM子もそこに通学するようになったのである。

犬はM子が学校に入った時から三匹いた。はじめ小使が飼っていたのが、いつの間にかM子のクラスの犬になってしまって、はじめは小使がつけたチビという名であったが、そんなありふれたケチな名はいやだというが、新らしい名をつけ変えることもできないのでチビをチョビと呼び変えたのはよいがチョビと呼べば三匹ともぞろぞろと来るのでどれがチョビとも知れないで三匹共通の名になっている。チョビがつれて来るのか自然と集るのか知れないが、教室にはいつもチョビの外にも三四匹住んでいて、この間は七匹になって、あまりうるさいというので小使が先生に言いつかったものらしく、もとからいた三匹のほかのは、みな野良犬として犬取りに渡してしまっ