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Japanische Klassiker mit Furigana

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しんのあいこくしん

新渡戸稲造論集

新渡戸 稲造

Lesen Sie 新渡戸稲造論集 (しんのあいこくしん) von 新渡戸 稲造 (にとべいなぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 94.620 Zeichen · 196 Bildschirme

Aozora Bunko

その時それをちょいと実行すると妙なものになる。そういう時に、此処だな、と思うと、ちょッと半分手を出しそうにしても引込ますことになる。またあなた方が人とつきあうにしても、人がいやな気に障るようなことを言う、少しムッとする。引掻いてやろうか、食付いてやろうか、と思う事がある。そういう時には、此処だなと思ッて、怒ッては悪いとか、盗んでは悪いとかいうことを想う。これを応用するに当ッて、例の事は此処だなと思う。平生から大概な人はそれをやらないから、瓢箪の川流れみたようになッてしまう。此処だなということを十分に一つ思ッて、かねがね学校で学ばれた英文学にあるところの高尚な思想を覚えておく。とかく女学校を出ると実際的の才がなくなッて、議論ばかりなどしていけない、家の娘は女学校へやッても、味噌汁一つ拵えられない、どうも味噌汁が鹹酸くッていけない、などいう人もあるが、味噌汁の鹹酸いのや、辛いのは我慢も出来る、また鹹酸いと思ッたら、麹何升に塩いくらと書いてあるから、読書力を利用してやればよろしい。女学校へ来て味噌汁の拵え方を習う人はない。それより大切なのは、思想を養うということで、味噌汁を拵えるのは、下手だけれども、ここに政治の問題が出た、それはこう、生活の問題が出た、それにはこうと、判断して行く。