Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
めいじびじんでん
新編 近代美人伝 (上)
長谷川 時雨
Lesen Sie 新編 近代美人伝 (上) (めいじびじんでん) von 長谷川 時雨 (はせがわしぐれ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 129.076 Zeichen · 256 Bildschirme
そして心身ともに以前に倍しておすこやかになり、ともすれば懶惰に、億劫になりがちなわたしたちのために、発奮させる原素となって下さいまし。
五
らいてうさま、
わたくしはもう「煤烟」を読んだおりの感想を思い出すことが出来ません。たしか寒い、雪の中を、あなたが気強さを守り通して、一人で山の方へ立っておしまいなさったということをおぼえておるだけです。そのうち、「煤烟」の作者を、ずっと後に見かけた事があります。大柄な、肥った、近眼鏡をかけた色の白い、髪を短くかった方でした。以前からお連添いになっている藤間勘次さんが、藤間静枝の「藤蔭会」の第一回に出られた時のことで、日本橋の常盤倶楽部で御座いました。その折にわたくしは何故となく「煤烟」は男の方から見ただけで書いたものだという気持がしました。その後、『青鞜』から尾竹紅吉さんの『サフラン』が生れ、『青鞜』が伊藤野枝さんのお手に移ってやめられてから、『青鞜』の第二世という『ビアトリス』が新に生れ、そしてその同人山田田鶴子さんに時折お目にかかる機会が来たときに、山田さんから伺ったはなしでは「煤烟」の作者は、幾度「煤烟」