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Japanische Klassiker mit Furigana

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あおいふくのれつ

日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一)

西村 陽吉

Lesen Sie 日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一) (あおいふくのれつ) von 西村 陽吉 (にしむらようきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.089 Zeichen · 8 Bildschirme

Aozora Bunko

青い服の列

青い服の長い列、

みんな揃って青い服、

ひょろひょろとした、

せいのひくい、

営養不良の、

顔まで青い長い列。

みんな同じようなゲートルをまいて、

手に手に日の丸の小旗をもって、

生徒のような帽子をかぶって、

どれもこれも、

鉱毒と過労にひきつったような顔。

時間にして一時間以上、

長さにして一里以上、

数にして一万以上、

砲兵工廠から二重橋まで

うねうねと蟻の列のように。

それがみんな人間だ、

しかも髯をはやした立派な人間だ。

青い服を着た職工――

人間の器械だ。

花の日の酔うような街中を、

小旗をふりながら謳ってゆく、

なんと言って謳ってゆく、

見たことも、嘗めたこともない、

「黒酒白酒をとりもちて――」……。

(花の日所見)

(『生活と芸術』一九一五年十二月号に発表)