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Japanische Klassiker mit Furigana

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あおいふくのれつ

日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一)

西村 陽吉

Lesen Sie 日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一) (あおいふくのれつ) von 西村 陽吉 (にしむらようきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.089 Zeichen · 8 Bildschirme

Aozora Bunko

※(ローマ数字4、1-13-24)

なにがおかしいとてそんなに笑うのだ、

なにがそんなにあなた達を笑わせるのだ、

よれよれな浴衣、細っこい腹合せ帯、

日にやけた顔、赤ちゃけた髪、

なるほどあなたたちは今からあしたの朝まで自由だ、

それがあなた達をそんなに笑わせるのだな、

あなたたちは作業中は冗談ひとつ言えない、

しかし今はもう自由だ、

さぞ笑いたかったろう、笑え笑え、

若い娘も一所になってなにがそんなに面白いのか笑っている、

しかしその傍にいる蒼い顔のいちょう返しの女は笑わない、

眼のしょぼしょぼしたお婆さんも笑わない、

笑ったことのないような顔だ。

蒸気はどんどん石炭を焚いて、

夕方の忙しさに船をグイグイひっぱってゆく。

※(ローマ数字4、1-13-24)

工場の汽笛がおちこちに鳴り、

あたりが薔薇いろの夏の夕べとなれば、

どこからともなく集ってくる人達だ、

そら、ませた顔をした小僧がのった、

そら、三人連の若い女工がのった、

そら、印袢天の男がのった、

そら、袴をはいた男がのった、

そら、汚い紺の詰襟がのった、

そら、老人がのった、

たちまちいっぱいになる伝馬の渡し船。

みわたせば、

みんな洗いざらしの浴衣の、