Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 17.770 Zeichen · 36 Bildschirme
四月十六日
「この鞄をもった男」革命座の傑作の一なり。
四月十六日 オウデトリアム〔講堂〕、ポリテェフニーチェスキー博物館〔入場券貼付〕
レーニングラード作家の文学の夕。
八時開会というのに自分たちファブリカ・クーフニャ〔調理工場〕を見たかえりなのでつかれ、九時二十分前に行った。それだのにまだ開いて居ない。盛にさいそくの拍手が聞える。
やっと始って司会者が四月十四日の朝自殺したマヤコフスキー追悼の為一同を起立させた。
「彼は大きい誤謬を犯した。しかし彼が彼の最終の日まで革命とプロレタリアの詩人としてつくした功績はその為に消えることはない」云々と云った。
それからセイフリナが、くるくるした体と眼とで出て来て短篇朗読をやった。が、散文の朗読というものはなかなかむずかしい。面白くない。美しくない。退屈だ。
大体詩人でも、モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)の詩人たちより生彩がとぼしい。これは自分に興味を与えた。自分レーニングラードの生活を或程度まで知って居るので、猶その生彩なき理由をはっきり感じた。
リビディンスキーがトルストフカのカフスに腕時計を光らして
「自分はまるで下手に読む。