Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 17.770 Zeichen · 36 Bildschirme
一九三〇年一月二十日
なかなかよい。
人生の橋の図
○これを見ると、メイエルホリドが決してレビゾールにあるような気の遠くなるような、肉感だけしか理解しない人間ではないことが分る。この恋愛の場面の単純な美しい健康なあつかいかたは、実にリズミカルで、集約的で、滅多にないよきラヴシーンと思った。ここ忘れがたい。舌づつみをうつような味だ。
これと、又、ウェリコドーシュヌイ・ラゴーシェッツにある妙に野生な、ブルータリズムみたいなもの。
一九三〇年一月二十日 ワフタンゴフ劇場〔入場券、配役表貼付〕
「カ※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)ールストヴ〔たくみ〕と恋」
ワフタンゴフはいつも一つの癖をもって居る。(ポポーフという男のくせだ)それは奇麗ずきで、目先をかえたがってこせつくことだ。このシルレルの上演も部分的にはいいところがあるのにいやにセットを、ヨーロッパ・ハイカラにしようとして、変なメシチャンストヴォ〔小市民性〕に堕して居る。つまり銀ぴか、赤、立派、オモチャそういうところ、丁度版画で云うとドブジンスキーの夜の王子の插画みたいなところがあるのだ。聖ペテルブルグ気分、甘いロマンティック趣味がのこって居るのだ。