Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ちゅうもんのおおいりょうりてん

注文の多い料理店

宮沢 賢治

Lesen Sie 注文の多い料理店 (ちゅうもんのおおいりょうりてん) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 106.269 Zeichen · 223 Bildschirme

Aozora Bunko

「うさぎのみみはながいけど

うまのみみよりながくない。」

「わあ、うまいうまい。ああはは、ああはは。」みんなはわらったりはやしたりしました。

「一とうしょう、白金メタル。」と画かきが手帳につけながら高く叫びました。

「ぼくのは狐のうたです。」

また一本の若い柏の木がでてきました。月光はすこし緑いろになりました。

「よろしいはじめっ。」

「きつね、こんこん、きつねのこ、

月よにしっぽが燃えだした。」

「わあ、うまいうまい。わっはは、わっはは。」

「第二とうしょう、きんいろメタル。」

「こんどはぼくやります。ぼくのは猫のうたです。」

「よろしいはじめっ。」

「やまねこ、にゃあご、ごろごろ

さとねこ、たっこ、ごろごろ。」

「わあ、うまいうまい。わっはは、わっはは。」

「第三とうしょう、水銀メタル。おい、みんな、大きいやつも出るんだよ。どうしてそんなにぐずぐずしてるんだ。」画かきが少し意地わるい顔つきをしました。

「わたしのはくるみの木のうたです。」

すこし大きな柏の木がはずかしそうに出てきました。

「よろしい、みんなしずかにするんだ。」

柏の木はうたいました。

「くるみはみどりのきんいろ、な、