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Japanische Klassiker mit Furigana

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ふくざわゆきち

福沢諭吉

高山 毅

Lesen Sie 福沢諭吉 (ふくざわゆきち) von 高山 毅 (たかやまつよし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.555 Zeichen · 109 Bildschirme

Aozora Bunko

ところが、その十二月に、諭吉はヨーロッパへいくことになりました。それは、幕府がこんどはヨーロッパ各国へ使節をおくることになり、諭吉はほんやくがかりとして、くわわることをめいぜられたからです。外国奉行の竹内下野守・松平石見守・京極能登守の三人が使節で、その役目は、まえにやくそくしていた江戸・大阪・兵庫(神戸)・新潟でとりひきをはじめるのを、すこしのばしたいという話しあいをするためでした。

使節の一行は、イギリスの軍艦オージン号にのりこみ、品川から出発しました。一行は四十人たらずでしたが、外国では、たべものが不自由だろうというので、白米を何日ぶんも船につみこんだり、宿がくらくてはこまるとおもい、ろうかにつける金あんどんや、ちょうちん・ろうそくまでそろえてもっていきました。まるで、大名が東海道をとおって、宿屋にとまるときとおなじような用意をしたわけでした。

ところが、パリについてみると、まったくむだなじゅんびをしたことに気がつきました。あんないされたのは、ホテル=デ=ローブルという、五かいだての、お城のように大きいホテルでした。部屋が六百、はたらいている人が五百人もおり、おきゃくも千人ぐらいはとまれるほどの広さでした。