Japanische Klassiker mit Furigana
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わたしのしごと しょうこうのしごと
青帛の仙女
上村 松園
Lesen Sie 青帛の仙女 (わたしのしごと しょうこうのしごと) von 上村 松園 (うえむらしょうえん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 28.693 Zeichen · 68 Bildschirme
たついでに、私の四柱(生まれた年、月、日、時刻の四つから判断する)を見まして、「えらいええ四柱や、この子は名をあげますぞ」と言われました。私は七つか八つの時分の事で、はっきり記憶に残ってる訳でもございませんが、母がよく笑いながらこの事を話して呉れましたのが、未だに時々思いださせるのでございましょう。母が自分の身を犠牲にして一心に私に絵の勉強をさしてくださいましたのも、この易者の言葉が陰で相当力を与えていたかも知れません。
話が横道に外れましたが、先に申しました画学校も一年程しまして改革になり、松年先生は学校を退かれる事になり、その時、私も御一緒に学校を辞めて、それからは専ら松年先生の塾で勉強する事になりました。松園という号も、その時先生からつけて戴いたものです。
私はその時分から人物画が好きで、その為、一枝ものや、山水、花鳥画はともすると怠り勝ちで、「あんたの描きたいものは、京都には参考がなくて気の毒だ」とよく松年先生が同情して下さいました。しかし、先輩もなく参考画も思うようにないだけに、無性に人物画が描きたくて堪らなく、その時分諸家の入札とか、或はまた祇園の屏風祭りなどには、血眼になって、昔の古画のうちから、私の人物画の参考を漁ったもので、そして夢中で縮図をしたものでございます。