Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

くろネクタイぐみのましゅ

黒襟飾組の魔手

山本 周五郎

Lesen Sie 黒襟飾組の魔手 (くろネクタイぐみのましゅ) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 13.299 Zeichen · 27 Bildschirme

Aozora Bunko

とたんに、扉口へ人があらわれて叫んだ。

「じゃあ分からせてやる、手を挙げろ※(感嘆符二つ、1-8-75)」

そして、あっ※(感嘆符二つ、1-8-75) と見る間にばらばらと十名あまりの刑事と警官が手に手に拳銃を構えながら雪崩れこんだ。

「手を挙げろ! 動くと撃つぞ※(感嘆符二つ、1-8-75)」

それと見るより後からきたジョオジは、鼠のように素速く、地下室へ駈けおりた。

「え畜生※(感嘆符二つ、1-8-75) 逃がすものか」

先のジョオジも脱兎のように追っていったが、しかしそこには秘密な抜け道があるのかして、残念ながら遂に見失った。

「御苦労でした、皆さん」

地下室から戻ってきたジョオジは、頭から変装用の赭毛の鬘を脱り、顔に塗った白粉をおとした、紛れもない龍介である。

「ねえ諸君※(感嘆符二つ、1-8-75)」と龍介は、手錠を穿められた黒襟飾組の悪漢共の前へきて云った。

「だから僕が云ったでしょう、二時になると警視庁からくるぞ! って。僕ぁ嘘をいうのは嫌いですからねえ、あははは……」

まさに少年名探偵のいった通りだった。黒襟飾団は正二時一網打尽に捕縛された。